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『あなたはボノボ、それともチンパンジー?』古市剛史

2014/02/24(月) 18:33:57

あなたはボノボ、それともチンパンジー? (朝日選書) あなたはボノボ、それともチンパンジー? (朝日選書)
あなたはボノボ、それともチンパンジー?


ボノボとチンパンジー

「ボノボ」という類人猿をご存知ですか?

チンパンジーはよく知られていますが、ボノボの認知度はそんなに高くないのではないでしょうか。

ボノボとチンパンジーは、どちらとも私たち人類ホモ・サピエンスに最も近い類人猿とされています。
両者ともアフリカ中央部のコンゴ盆地に住んでいるところまでほぼ同じ。

だけど、コンゴ川という大河でチンパンジーとボノボの生息地は分断されているそうです。
つまり、ボノボとチンパンジーは交流がない、ということになります。

見た目もそっくりで、よほどマニアックな人でないと見分けられないとか。

ウィキペディア  [ボノボ] [チンパンジー]

ただし、チンパンジーは子供の頃は顔が黒くないから、子供同士なら簡単に見分けがつくらしいです。
大人になるとチンパンジーの顔もボノボと同じように黒くなって、判別が難しくなるとのことです。


どこが違うのか?

・チンパンジーのオスはその順位争いが熾烈を極めるのに対して、ボノボのオスは順位をあまり気にしない。

・チンパンジーは集団間の関係が敵対的で、相手集団を抹殺することがあるのに対して、ボノボは融和的。

・チンパンジーの交尾はオスがメスの背に乗る馬乗り型が普通、ボノボのメスはお互いの顔を見合わせる対面型を好む。

その他の違いとして、ボノボは大人になってもよく遊ぶ、そうです。
大人のオス同士、メス同士、大人と子供。
レスリングをしてみたり、「電気あんま」(笑)をしてみたり。

普通、動物は大人になると遊ばなくなるんだそうです。無駄なエネルギーを使うより、休んだ方がいいと。
それは他の類人猿のゴリラやチンパンジーでも同じなんだとか。

ボノボとヒトだけが大人になっても遊び続ける動物なんですね。

著者の古市さんがコンゴ盆地で行ったボノボ観察の描写で、私が一番気に入った箇所を抜き出してみます。

あるとき、ボノボの二つの集団が餌場で出会ったことがある。

双方の個体が興奮して成り行きを見つめる中、それぞれの集団の第一位のオスが前に進み出て二足で立ち上がってにらみ合い、一触即発の状況になった。

そしてついに二頭が相手の方に突進し、いよいよ衝突かと思った瞬間、二頭ともほぼ同時にくるりと後ろを向き、尻つけの挨拶をしてしまった。

これを見て二つの集団の緊張は一気に解け、みんながどやどやと餌場に出てきた。

メスたちは完全に混ざりあい、その後この二つの集団は、一日中一緒に森の中を遊動した。

(「尻つけ」については後述)


ヒトの繁殖行動の考察

第三章 オスたちの競合をどう抑えるか

この章は、この本の中で最も盛り上がる部分です。(個人的に、ですが)
ボノボに特有の行動「ホカホカ」「尻つけ」「チャンバラ」が紹介されます。

ここで紹介するのは、はばかられるような挨拶です。
スキンシップもここまでくると引いてしまうよなぁ、という表現でご勘弁ください。

私だったら絶対にしなくないコミュニケーション方法ですが、著者の古市さんはこれらは人間でいうところの「ハグ」に似た行為、とされています。
(詳しく知りたい方は本を読んでみてください。ネットで検索しても出てくるとおもいます。)

その他にもボノボ特有の奇妙な行動が写真付きで紹介されていますが、大変興味深く読ませていただきました。 必読の第三章、と言えるでしょう。

また、同じ第三章では「核家族:ヒトの専売特許」として、ヒトが選んだ繁殖手段として核家族化がすすんだ、という考察がされています。

さらに第四章、エピローグではボノボとヒトの性的競合の緩和における類似点や、異常に繁栄し過ぎた人類に対する警句などが述べられていて、「ヒトとはなんぞや」と深く考えさせられる内容となっています。

ヒトがどういう生物なのか、人に最も近いところで種を分けたボノボとチンパンジーの性質から読み取るという、その説得力。

ヒトもまた動物なのだな、という当たり前のことを示してくれる、新鮮な感覚が味わえる本です。

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