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『打たれ強くなるための読書術』東郷雄二(その2)

2014/01/04(土) 18:18:28

『打たれ強くなるための読書術』東郷雄二(その1)の続きです。

打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書)


本の読み方 段階編

『本を読む本』を思い起こさせる分類法が出てきます。
「初級読書」「分析読書」「比較読書」「批判読書」の4段階。

ちなみに『本を読む本』では「初級読書」「点検読書」「分析読書」「シントピカル読書」の4段階でした。
東郷さんの分類の方が日本人にはしっくりきそうです。

初級読書から批判読書まで段階的にレベルをあげていきます。


初級読書 書いてあることを字義通り理解する

これは小・中学校で習うことではあるのですが、大人でも実はきちんとできていると言い切れないそうです。

というのも、同じ単語であっても著者によってその単語の意味付けが変わってくるからです。

著者独自の言葉であれば、世間に広まる意味で受け取ってはいけない。
「もしかしたら違う意味かも?」と考えるところまでいかなければ「知的に打たれ強くなるための読書」の最初の段階すら突破できないのです。

分からない言葉なんかも調べずに読み切ってしまったら、それは初級読書半ばということになります。

もし初級読書で終わったとしたならば、読んだあとであなたのなかに残るのは次の三つであろう。

(一)本の内容についての漠然とした印象(例 おもしろかった、ちょっとむずかしかった)

(二)たまたま記憶に残った二、三の断片的知識(例 今、東京で一番美人が多い町は日本橋と二子玉川だ、建築家コンドルの墓は文京区の護国寺にある)

(三)読み終えたという満足感(例 やったね! 私をほめてあげたい)

もしあなたの読む本がエンターテインメント系の本や、ミステリ、ファンタジーならばこれでもよかろう。「ああ、おもしろかった」という読後感とともに本を投げ出して、コンビニにでも買い物に行けばよい。

しかし、本書で論じている読書の対象は、「楽しむための本」ではなく「知るための本」であり、知的に打たれ強くなる本の読み方を考えているわけだからこれでは困る。ぜひ次の分析読書の段階へと駒を進めていただきたい。(p141)




分析読書 切り分ける読書でより深く読む

筆者が想定しているのは、読者に何らかの情報や主張を伝えようとしている本を読むことです。
こうした本はだいたいが次の3つの要素で構成されているそうです。

1.事実
2.推論
3.主張

分析読書を簡単に表現すれば、これら3つの要素に「切り分ける」ということです。
著者の「推論」を「事実」と勘違いしたり、「推論」を「主張」と受け取ってしまったりすることがないように。

そこに書いてある事実が本当なのか。
すぐに調べられることもあれば、自分で実際に調査してみないと分からないこともあります。
そういう時は「判断をカッコに入れる」しかないそうです。

ということは、その事実を基に書かれている「推論」も、その次の「主張」も「カッコに入れて」読むしかないのです。

「そんな中途半端な気持ちでは読めない」と感じる人もいるかもしれない。しかし、またあとでも強調することになるが、「知的に打たれ強くなる」ためには、「わからない」、あるいは「完全にはわからない」という中途半端な状態に耐えることが要求される。だから、「判断をカッコに入れる」という作業はあらゆる場面で求められるのである。
 
 判断をカッコに入れたまま本を読み進むというのは、かなり高度な知的作業であり、宙吊り状態に耐えるというのが成熟読書の要だと言ってもよい。(p146)


「推論」においては「善と悪」など単純に二極化して考える「単線思考」ではなく、「他の経路は考えられないのだろうか?」という「複線思考」をすべきである、としています。

「主張」では自分がその意見に賛成か反対か、という判断をするわけです。
だけど、それはその時の気分で行うものではないんですね。

どんな「事実」をもとに、いかなる「推論」を経て得られた「主張」であるか、を吟味しなくてはならないということです。

どうですか、分析読書。これはなかなか出来ている人は少ないんじゃないでしょうか。


「ちょっと休憩してください。ネパールのコスモスです。」
   ネパール コスモス1


比較読書 他と比べてみて本を位置づける

「初級読書」「分析読書」は1冊の本に対する読書の仕方を説いたものでした。

「比較読書」では何冊もの本が対象となります。当然、一冊の本だけではその著者のひとつの見方しか分かりません。
そのテーマにおいて見方がひとつだけ、ということはあり得ないのです。

比較読書のカギをひと言で言うと、「本を一冊読んだだけでその内容を鵜呑みにするな」ということに尽きる。(p165)


そうですよね。私も一冊の本に感化されることがよくあるので、この言葉は身に沁みます。


比較読書をするために、著者は読書マップを作ることをおすすめされています。

読書マップとは自分が読んだ本のタイトルと内容のポイントを書き込んで、また新たに読んだ別の著者の本も書き込んでいくものです。
そしてそれぞれの本を矢印などで結んで関係性を書き出します。「同じ主張同士」だとか「対立関係」だとか。

よくドラマの登場人物の相関図みたいなのが雑誌に載ってたりしますが、あのイメージですね。

そうした読書マップを作り、他の本の著者の主張との関係をわかりやすくすると一冊の本を鵜呑みにするということがなくなるそうです。


批判読書 本の価値を自分なりに判断する

ここでいう「批判」を、けなす、ケチをつけるという意味でとってはいけません。
そうです、初級読書で習いましたね。言葉の持つ意味を考えてみましょう。

批判は本来、褒めることもけなすこともあるんだとか。うーん、だったら「批評」のほうがしっくりきますよね。

これは、おそらく「critical」の訳語からきているためだと思います。
フランス語で批判に当たる「critique」にはケチをつけるというような否定的な意味合いはないそうです。

この段階に達するには、ここまで述べてきた「初級読書」「分析読書」「比較読書」ができていなければなりません。
新聞や雑誌で書評を書かれている方はこうした段階を経て書評を書かれているわけです。

著者も仰ってますが、逆に今までの3段階をこなせれば書評は書けるということなんですね。


以上の「本の読み方 段階編」はすべて第8章に収められています。

この章はP137~197なので時間のない方はここだけ読めば、この本の重要な部分はつかめます。
ここが著者のいう「重要なことは三分の一に書かれている」に該当するわけですね。

「ほぼ三分の一です」
打たれ強くなるための読書術 三分の一     

内容はけっこう堅いのに、文章は平易で読みやすい本です。
著者の東郷さんの文章はユーモアが豊富で、ところどころに「フフフッ」という笑いどころがあります。

2回にわたる長文記事を最後まで読んでいただいたことにお礼申し上げます。ありがとうございました。

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